ワキガ体質かどうかのチェック
自分はワキガではないか、と思い悩んでいる人も多いようです。 ワキガ体質かどうか、簡単なチェックをしてみましょう。
耳アカが湿っている
強いワキガ体質の人は、ほとんどの場合耳アカが湿っています。耳アカのたまる外耳道にはエクリン腺がありません。それなのに耳アカが湿っているということは、病気でないかぎり、外耳道にワキガの原因となるアポクリン腺が多いということです。外耳道にアポクリン腺があるということは、脇の下にもアポクリン腺が多いと考えていいでしょう。
脇の汗の量が多い
アポクリン腺の数が多く、働きが活発であれば汗の量も増えます。この場合の汗は、精神的緊張や気温とはあまり関係なく、常時湿っている傾向があります。エクリン腺の汗と違い、やや粘り気がある場合も要注意です。
脇毛の量が多い、濃い
脇毛が多いということは、毛根も多いので、アポクリン腺の数も多くなります。女性の場合、毛が太く毛根や毛球も大きめで、一本の毛穴から二本の毛が生えているような人は、アポクリン腺が多いようです。 男性の場合は逆で、サラッとした脇毛の人にアポクリン腺が多いようです。
肉食中心の食生活である
動物性脂肪(肉や乳製品など)は、アポクリン腺や皮脂腺の働きを活発にするといわれています。
肉親にワキガ体質の人がいる
ワキガ体質は遺伝すると考えられています。優性遺伝のため、親がワキガ体質であれば、子供に遺伝する確立は3割程度といわれています。
衣服の脇の部分に黄色い汗染みができる
白い下着を繰り返し長く着ると、脇の部分が汗染みができて黄ばんでくることがあります。これはアポクリン腺からの分泌液に含まれる鉄分や色素により、黄色や茶色がかっている汗が出るからです。
ワキガの人には上に挙げたような共通した点があるといいます。当てはまるからといって必ずしもワキガ体質とは限りませんが、ひとつの目安にはなるでしょう。
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