飲食物・嗜好品による口臭
日常よくあるのが、飲食物や嗜好品の摂取による口臭です。
ニンニクやネギ、ニラなどを食べた後、口の中に残った食べかすが原因である場合と、食べ物が消化吸収されて、臭いの分子が血液中に送り込まれ、二酸化炭素に混じって臭う場合があります。
おもに飲食物や嗜好品による口臭は、一過性のものであり、時間と共に減少します。
においの強い食品を食べた時には、食べた時だけではなく、翌日もにおいが残ることがあります。それは、その食べたもののにおいの成分が消化によって腸で吸収され、血液に入り肺に取り込まれて、呼気となって出てきているのが原因です。
- 動物性食品・脂肪分の多い食物の摂りすぎ
- 牛肉・豚肉・鶏肉・卵・乳製品などの動物性食品や脂肪分の多い食物を摂りすぎると、体内で腐敗して酸化します。腸内で酸化現象がおきるとガスが発生し、悪臭となって体臭や口臭となって出てきます。
- においの強い食品の摂取
- ニンニク、ネギ、ニラ、納豆などのにおいの強いものを食べると、口臭を発生しやすくなります。これらは、翌日になってもにおいが残ることがあるので、要注意です。
- 刺激物の摂取
- からし、こしょう、カレーなどの刺激が強い食品は、一時的な口臭の原因となります。
- アルコール
- アルコールは体内で吸収され、肺から揮発性のアルコール成分が排出されるため、吐く息は臭くなります。
- タバコ
- タバコの吸い過ぎにより、タールやニコチンが付着し、また喫煙により口内が乾燥するので、口臭が発生しやすくなります。
- 栄養ドリンク剤
- 栄養ドリンク剤の中には、ニンニクエキスやビタミンB1誘導体(フルスルチアミン)が含まれているものがあり、これらも口臭の原因になります。
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