口臭・体臭の悩み|原因と対策

ワキガはアポクリン汗・エクリン汗・皮脂・細菌の4つが関係しています。

ワキガの原因

アポクリン汗・エクリン汗・皮脂・細菌

ワキガの原因は、厳密に言うとアポクリン汗・エクリン汗・皮脂・細菌の4つが関係しているといえます。
汗腺にはエクリン腺とアポクリン腺、そして脂肪分を出す皮脂腺があります。 エクリン腺は全身のいたるところになり、体温の調節などを行っています。その成分はほとんどが水分で、微量の塩分を含みます。
アポクリン腺は、外耳道や脇の下、へその周り、乳輪、外陰部、肛門などの限られた箇所に分布しています。そして、毛穴と出口を共有しています。 アポクリン汗の成分にはたんぱく質や脂質、鉄分、糖分、アンモニアなどがあります。このアポクリン腺の汗がワキガ臭発生の原因です。
しかし、このアポクリン腺の分泌物は、アポクリン腺の中にある間は無臭です。あの独特なワキガ臭は、アポクリン汗が皮膚上に分泌され、皮脂腺から分泌された脂分やエクリン汗と混ざり、それが雑菌によって分解・酸化され、低級脂肪酸、アンモニアなどの物質に変化することで発生します。

簡単に説明すると、「アポクリン汗が分泌され、脂分やエクリン汗と混ざり合い、それを細菌が分解し、ワキガ臭を発生させている」のです。 そして、この臭いがさらにエクリン汗腺から分泌するエクリン汗により広がってしまうのです。
また、ワキガ体質の人が、多汗症を発症していると、ワキガ臭はかなり強くなります。
ワキガ臭の強い人はアポクリン腺量が多く、皮脂腺も発達していて、毛も多いといえます。


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多汗症

ワキガの原因の一つには、多汗症があります。 ワキガの人は多汗症に、多汗症の人はワキガ体質になりやすいというように、ワキガと多汗症は密接な関係があります。

遺伝

ワキガ体質は遺伝すると考えられています。優性遺伝のため、親がワキガ体質であれば、子供に遺伝する確立は3割程度といわれています。 しかし、ワキガ自体が遺伝するわけではなく、アポクリン腺の数や大きさ、分泌量など、ワキガになりやすい体質が遺伝すると考えられています。

動物性脂肪の摂りすぎ

動物性脂肪の多い肉類中心の食事を摂る習慣のある人には、皮脂腺が肥大化する傾向が見られます。その結果、アポクリン汗や皮脂が多量に生成され、毛穴から皮膚表面に分泌され、ワキガの発生を促すことになるというわけです。 食生活が肉類中心の欧米人は、ワキガが日本人に比べ圧倒的に多いこともそういったことが原因といえます。

精神的ストレス・緊張

ストレスや緊張した時にかく汗は、精神性発汗といってエクリン腺から出ます。おもに手の平や足の裏、ワキの下など局所的に起こるものです。ストレスや緊張が強まり、エクリン腺から出る汗が増加し、さらにアポクリン腺の働きを活発にさせてしまうため、、ワキガの原因になってしまうのです。

肥満

肥満でワキガの人は、臭いがより強くなる傾向があります。肥満の人は、エクリン腺から出る汗が多いため、アポクリン腺から出た汗をさらに広げてしまうのです。

アルコールの摂りすぎ

アルコールはアポクリン腺とエクリン腺の働きを活発にさせることがあり、その結果汗の分泌量が増えることになります。ワキガの人は、臭いがより強くなってしまうといえるでしょう。


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口臭

脇の下の臭い

加齢臭

頭皮・髪の毛の臭い

足の臭い

女性特有の臭い

ダイエット臭

自臭症(自己臭症)


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